初矢峠の石畳とは
下呂と東山道中津川を結ぶ道が「南北街道」で、土地の人々からは「鎌倉街道」と呼ばれています。
初矢峠の石畳は、飛騨街道かと南北街道が合流する下呂市小川から、竹原へと向かう途中の初矢峠(はちやとおげ)に、幅2m 延長80.4mにわたって残っています。
この石畳自体は、いつ頃できたものか不明ですが、鎌倉時代から存在するのでないかと言われています。
竹原のシダレグリ自生地
初矢峠の石畳の近くには、国の天然記念物に指定されているシダレグリ自生地があるので、ついでに寄ってみるのも良いでしょう。
シダレグリはその名のごとく枝がこんもりと垂れ下がった珍しいクリの樹である。
これは普通のクリの木が突然変異によって変化したもので、自生地は全国でも3ケ所しかなく、国の天然記念物に指定されています。
ここ竹原はそのうちの1ケ所。約80本が自生している。
学問上も貴重で、地元の人々から手厚く保護されている。
5月頃にはシダレグリが新緑に芽吹き、栗の木の間にあるつつじが一斉に咲き誇り美しく珍しい光景が広がります。
初矢峠の石畳をハイキング
下呂駅前をスタート地点として、途中 「竹原のシダレグリ自生地」や、「初矢峠の石畳」を通って、最終的には「乗政温泉」を目指すルートでハイキングします。
乗政温泉から下呂駅までのバスがでているので、
竹原のシダレグリ自生地へのアクセス方法
下呂駅から「竹原のシダレグリ自生地」付近までバスで行って、そこから歩いて、初矢峠の石畳を経由して、下呂駅まで帰ってくるというのもおすすめです。
下呂駅から、濃飛バス乗政線に乗車し、「門橋」というバス停に降りれば、「竹原のシダレグリ自生地」まで歩いてすぐ行けます。
バス停から約20分ぐらいです。