下呂市三原地内から金山町までの約28km間は、美しい自然と急峻な山々と奇岩怪石で形成されています。その渓谷美は四季の景観に富んだ名所としてしられており、「飛騨木曽川国定公園」に指定されています。
みどころは、屏風岩、羅漢岩、孝子ヶ池、牙岩などで、春から初夏にかけては岩の間に可憐に咲く岩つつじを見ることができ、桜、蛍、紅葉も見所がある。
この付近の国道41号線及び高山本線は飛騨川に沿って走っているため、車窓からの景色で、中山七里を存分に楽しむことができる。
飛騨・美濃紅葉33選にも選定されている。
中山七里の桜
その年によって違いますが、例年4月8日前後に満開を迎えます。
中山七里の紅葉
10月下旬~11月上旬になると、きれいな紅葉が見られます。
中山七里の岩つつじ
6月初旬に、岩つつじの見頃を迎えます。
牙岩(きばいわ)
このあたりに点在する奇怪な形の岩のことを総称して牙岩と呼んでいます。
羅漢岩(らかんいわ)
丸みを帯びたいくつもの巨岩が松林の間から顔を覗かせて分布している。
十八羅漢が天から降りてきたようだと評して明治時代の末に命名された景勝地であり、中山七里の中でも水墨画的な風景といわれている。
構成する岩石は釜ヶ渕と同じNOHI-3に属する金山火山灰流シートである。