合掌村の概要
下呂温泉合掌村は、「合掌の里」と「歳時記の森」の2つのゾーンに分かれています。
「合掌の里」は、国重要有形文化財「旧大戸家住宅」をはじめ白川郷などから移築した10棟の合掌造りの民家で集落を再現しており往時の生活を知ることができます。
「歳時記の森」は、茶房「萬古庵」、水車小屋、土蔵、かえる神社、棚田や園内をめぐる散策路のほか、170mの森の滑り台があり、森をめぐりながら季節の移ろいを感じることができます。
合掌の里
旧大戸家住宅
「旧大戸家住宅」は、白川郷などから移築した切妻茅葺き合掌造りの建物です。
国指定重要文化財に指定されています。
旧大戸家住宅は、平沢勝栄氏(衆議院議員)の生家でもあるそうです。
旧遠山家住宅板倉
「旧遠山家住宅板倉」は、1810年に建てられた木造倉庫。板で壁を二重にしているため板倉と呼ばれています。 壁が二重にしてあり、気密性が高く倉に適した造りになっています。
総面積約50㎡とやや小さめです。
国指定重要文化財に指定されています。
旧岩崎家(民俗資料館)
「旧岩崎家住宅主屋」は、江戸中期の建築で、本を伏せたような屋根の形である切妻造り茅葺。
木造1階建てで屋根裏にも部屋があります。
世界遺産の富山県南砺市の五箇山から、1968年に移築しました。
白川郷の合掌造りは、屋根の三角部分が側面になる「平入」であるが、この建物は三角部分が家の 正面になる「妻入」であり、五箇山の伝統的な合掌造りといわれています。
竹原文楽記念館
100体以上もの人形を1人で操ったという人形歌舞伎「竹原文楽」と、その演者であった洞奥一郎(ほらおくいちろう)氏(1918~2004)に関する品々を展示。
合掌の足湯
下呂温泉のお湯を足湯で楽しむことができます。
村内を散策して疲れた足が癒されます。
毎年、冬至の日は「ゆずの足湯」になります。
もちろん無料です。
円空館
岐阜県で生まれ、生涯にわたり行く先々で約12万体の仏像を彫り上げたという「円空」という僧侶の作品を展示しています。
かえるの館
下呂温泉の「げろ」という呼び名は、かえるが鳴く「ゲロ・ゲロ・・」とも言われます。
その下呂のマスコットである「かえる」を、日本をはじめ世界中から集めた展示館です。
飛騨高椅神社
日本の料理の神様と言われる3地域(栃木県・島根県・大阪府)の神様を合祀した神社。
この神社のご利益は、料理が上手になることと、生涯食べ物に困らないことだそうです。
おみくじもあるので、ぜひやってみよう。
- 磐鹿六雁之命(いはかむつかりのみこと)
- 櫛八玉之神(くしやたまのかみ))
- 山陰中納言藤原政朝卿(やまかげ ちゅうなごん ふじわらまさとも きょう)
磐鹿六雁命を主祭神とする最も古い神社である「高椅神社(栃木県)」から、飛騨高椅神社に分祀されている。 磐鹿六雁命は、料理の神様として有名です。
歳時記の森
萬古庵
1階は茶房になっており、地元産の食材を使ったスイーツなどが楽しめます。
名物「ばんこあんみつ」(700円)がオススメです。
トマトや豆腐、よもぎなどを使った白玉や、こんにゃくと蜂蜜漬けのトマトがポイントのあんみつです。
かえる神社
若ガエル、無事カエル(交通安全)、銭カエル、迎カエル(結婚)、人を迎える(商売繁盛)、無くしたものを迎える
森のすべり台
全長約175mのローラースライダー(すべり台)。
合掌村の遠望と、スリルが堪能できます。(1回3才以上100円)
すべり台の入口にゲートがあり、100円を入れると入れます。
基本情報
施設名称 | 下呂温泉 合掌村 |
住所 | 岐阜県下呂市森2369 |
電話番号 | 0576-25-2239 |
アクセス | 下呂駅から徒歩約20分 下呂駅からバス約6分 |
入場料金 | 大人800円 小中学生400円 |
駐車場 | 200台 (入場者は無料) |
公式HP | http://www.gero-gassho.jp/ |
駐車場
下呂温泉合掌村の駐車場は、見ての通り広く、駐車台数も約200台と多台数駐車できるので、満車の心配がありません。また、無料なのも嬉しいです。
クーポン(割引券)
下呂温泉合掌村の入場券を割引してくれるクーポンは、主に下記2つとなります。
会員証提示でOKです。
最新情報は、それぞれの公式サイトで一応ご確認ください。
ベネフィット・ステーション会員割引 | 入場料10%OFF |
ドコモのdエンジョイパス割引 | 入場料10%OFF |
JAF会員証による割引はありません。